白内障の原因とは?加齢だけじゃない原因と発症しやすい人の特徴|府中市 真鍋眼科

「最近、視界が白くかすむ」「明るい場所でまぶしさを強く感じる」――そんな変化を感じながら、「もしかして白内障?」と不安になっていませんか?
白内障の原因は、多くの方が思い浮かべる「加齢」だけではありません。糖尿病・紫外線の蓄積・特定の薬剤の長期使用・外傷など、若い世代でも発症しうる原因が複数存在します。「自分はまだ若いから大丈夫」と思って受診を先延ばしにしてしまうと、気づかないうちに症状が進行していることもあります。
この記事では、白内障が起こる仕組みから、加齢以外の見落とされがちな原因、発症しやすい人の特徴、そして日常生活でできる予防のポイントまで、東京都府中市で35年以上にわたり眼科診療を続ける真鍋眼科院長・真鍋雄一がわかりやすく解説します。
- ✅ 白内障が起こる仕組みと「なぜ濁るのか」の理由
- ✅ 加齢以外の白内障の原因と発症しやすい人の特徴
- ✅ 日常生活でできる予防策と、受診の目安
- ◦ 目次
- ▸ 「見えにくい」「まぶしい」は白内障のサイン?よくある症状と誤解
- ◦ 白内障の初期に気づきやすい変化
- ◦ 「老眼」と「白内障」は違う?よくある誤解
- ◦ 白内障は「加齢だけの病気」という誤解を解こう
- ▸ 白内障が起こる仕組み――水晶体が濁るとはどういうこと?
- ◦ 水晶体はカメラのレンズに相当する組織
- ◦ タンパク質が変性して「濁り」が生じる
- ◦ 白内障の進行スピードは人それぞれ
- ▸ 加齢だけじゃない!白内障の主な原因と種類
- ◦ 先天性白内障と若年性白内障
- ▸ 白内障になりやすい人の特徴と、日常生活でできる予防策
- ◦ 発症しやすい人の特徴を知っておこう
- ◦ 日常生活でできる白内障の予防策
- ◦ 「なんとなく見えにくい」を放置しないことが大切
- ▸ 府中市 真鍋眼科の白内障への取り組み
- ▸ よくある質問(FAQ)
- ▸ まとめ:白内障の原因は加齢だけではない
- ◦ 眼のことが気になったら、まずはご相談を
目次
「見えにくい」「まぶしい」は白内障のサイン?よくある症状と誤解
白内障の初期に気づきやすい変化
白内障の初期症状は、じわじわと進行するため、「老眼が進んだだけかな」「疲れ目だろう」と見過ごしてしまうことが少なくありません。代表的なサインとして以下のようなものが挙げられます。
- 視界が全体的に白くかすんで見える
- 明るい場所や車のヘッドライトがまぶしく感じる
- 視力が落ちてきた、または眼鏡を替えても見えにくいままである
- ものの輪郭がぼやける、二重に見える(単眼複視)
- 暗い場所での見えにくさが増した
これらの症状は、目の中の「水晶体」が濁ることで光が正常に通らなくなることによって生じます。片眼だけに先に症状が出ることも多いため、「両目で見ると気になるほどでもない」と受診を先延ばしにする方も見受けられます。
「老眼」と「白内障」は違う?よくある誤解
老眼は、加齢に伴い水晶体の弾力が失われてピント調節がしにくくなる状態です。一方、白内障は水晶体そのものが白く濁ってしまう病気です。老眼鏡で矯正できるのは老眼の症状だけで、白内障による視界のかすみや色調の変化は眼鏡では補いきれません。
「眼鏡を替えてもすっきり見えない」「白っぽいもやがかかっている感じがする」といった場合は、老眼とは別に白内障の検査を受けてみることをおすすめします。

白内障は「加齢だけの病気」という誤解を解こう
「白内障は高齢者の病気」というイメージを持つ方は多いですが、実際には40〜50代でも発症することがあります。原因は加齢だけでなく、生活習慣・持病・薬の使用歴など複数の要因が絡み合っています。次のセクションで、そのメカニズムと原因を詳しく見ていきましょう。
白内障が起こる仕組み――水晶体が濁るとはどういうこと?
水晶体はカメラのレンズに相当する組織
眼球の構造をカメラに例えると、「角膜・水晶体」がレンズ、「網膜」がフィルムに相当します。水晶体は直径約9mm・厚さ約4mmの透明な組織で、光を屈折させて網膜の上に像を結ぶ重要な役割を果たしています。
健康な水晶体は透明で、光を通しやすい状態を保っています。この透明性を維持しているのは、水晶体を構成する「クリスタリン」というタンパク質です。正常な状態では、クリスタリンは規則正しく整列しており、光を散乱させることなく通過させます。
タンパク質が変性して「濁り」が生じる
白内障とは、このクリスタリンが変性・凝集して水晶体が白く濁る状態のことです。タンパク質が変性するメカニズムは「生卵を加熱すると白く固まる」現象に似ており、一度濁ってしまうと自然に元の透明な状態に戻ることはありません。
加齢とともに酸化ストレスが蓄積したり、紫外線・糖尿病・薬剤などの影響でクリスタリンの構造が変化したりすることで、水晶体の透明性が失われていきます。「なぜ目薬では治せないのか?」と疑問を持つ方もいますが、変性したタンパク質を薬で元に戻すことは現時点では困難で、混濁が進んで日常生活に支障が出た場合には手術(濁った水晶体を人工の眼内レンズに置き換える手術)が選択肢となります。
白内障の進行スピードは人それぞれ
白内障の進行速度には個人差があります。数年かけてゆっくり進行する方もいれば、比較的短い期間で視力に大きな影響が出る方もいます。定期的に眼科で経過を観察することが、適切なタイミングで治療を受けるうえで大切です。
加齢だけじゃない!白内障の主な原因と種類
白内障の原因は大きく「加齢性白内障」と「それ以外の原因による白内障」に分けられます。それぞれの特徴と、見落とされがちなリスク要因を整理してみましょう。
白内障全体の中で最も多いのが加齢性白内障です。60代では約70〜80%、70代ではほぼ全員に何らかの混濁がみられるとされており(個人差があります)、加齢に伴って水晶体内の酸化ストレスが蓄積することでタンパク質の変性が起こります。若いころから紫外線を多く浴びてきた方・喫煙習慣のある方は、同じ年齢でも水晶体の老化が進みやすい傾向があります。
糖尿病は白内障の重大なリスク要因のひとつです。血糖値が高い状態が続くと、水晶体内のソルビトール(糖アルコール)が蓄積し、タンパク質の変性を促進させると考えられています。糖尿病の方は同年代の方と比べて白内障の発症が早まる傾向があり(個人差があります)、若い年代での発症例も報告されています。また、アトピー性皮膚炎も白内障と関連することが知られており、眼のかゆみで強くこすり続ける行為が水晶体へのダメージになることがあります。
ステロイド薬(内服・点眼・吸入など)を長期にわたって使用している方は、薬剤性白内障のリスクがあることが知られています。また、生涯にわたって浴びてきた紫外線の量が水晶体の老化に影響するとされており、屋外で長時間過ごすことの多い方はリスクが高まることがあります。眼への直接的な打撃・ケガによる「外傷性白内障」のほか、眼科手術後や放射線治療の影響によって生じる「続発性白内障」も存在します。
先天性白内障と若年性白内障
生まれつき水晶体に濁りを持つ「先天性白内障」もあります。これは遺伝的な要因や、母体の風疹感染などが原因となる場合があります。また、遺伝性疾患(ダウン症・ガラクトース血症など)に関連して発症することもあります。20〜30代などの若い年代に発症する「若年性白内障」も存在しており、白内障が必ずしも高齢者だけの病気ではないことを示しています。
⚠ ご注意ください
ステロイド薬を使用中の方は、自己判断で服用をやめることは絶対に避けてください。処方した医師・かかりつけ医とよく相談したうえで、眼科での定期的な水晶体チェックを受けることが大切です。
白内障になりやすい人の特徴と、日常生活でできる予防策
発症しやすい人の特徴を知っておこう
白内障のリスクを高める要因は複数あります。以下に当てはまる項目が多い方は、定期的な眼科受診をとくにおすすめします(あくまで参考であり、以下に当てはまっても必ず発症するわけではありません)。

- 60歳以上(加齢が最大のリスク要因)
- 糖尿病・高血圧・動脈硬化など全身疾患がある
- アトピー性皮膚炎があり、眼のまわりをこすることが多い
- 長期間のステロイド薬(内服・吸入・点眼)を使用している
- 屋外での作業が多く、紫外線を長年にわたって大量に浴びてきた
- 喫煙習慣がある(喫煙は酸化ストレスを高める)
- 過去に眼の外傷・眼科手術・放射線治療を受けたことがある
- 家族(親・きょうだい)に早期白内障の方がいる
日常生活でできる白内障の予防策
白内障を「完全に防ぐ方法」は現時点では存在しませんが、リスクを軽減するためにできることはあります。以下のポイントを日常生活に取り入れてみましょう。
🛡 リスクを下げるために心がけること
- UVカット機能のあるサングラスや帽子で紫外線対策をする
- 禁煙または喫煙本数を減らす
- 糖尿病・高血圧などの持病をしっかり管理する
- 抗酸化作用のある食品(ビタミンC・E・ルテイン)を意識して摂取する
- 定期的に眼科で水晶体の状態を確認する
⚠ 避けたいこと・注意したいこと
- 強い紫外線を無防備に浴び続ける(登山・海水浴・屋外作業など)
- 眼をこすったり、強く押したりすること(アトピーの方はとくに注意)
- 眼への衝撃(スポーツ中の外傷など)
- 喫煙(酸化ストレスを高め、水晶体に悪影響を与える可能性がある)
- 血糖コントロールの悪化を放置すること
「なんとなく見えにくい」を放置しないことが大切
白内障は進行が緩やかなため、「歳のせいかな」と受診を後回しにしてしまう方が多くいます。しかし、早い段階で状態を把握しておくことが、その後の治療方針をスムーズに決めるうえで大きなメリットになります。視力が極端に低下してから手術を検討するよりも、適切なタイミングで医師と相談することで、日常生活への影響を最小限に抑えられる場合があります(個人差があります)。
府中市 真鍋眼科の白内障への取り組み
東京都府中市の真鍋眼科では、地域の皆さんが「歳を重ねても、不自由なくものが見える毎日」を送れるよう、白内障の診療・手術に力を入れています。
- 🏥 院内に手術室を完備し、日帰り白内障手術を年間300例以上実施。大学病院レベルの手術経験をクリニックの利便性で提供しています。
- 👨⚕️ 院長・真鍋雄一が初診から手術・術後管理まで一貫して担当。聖マリアンナ医科大学附属病院での勤務を含む35年以上の経験を活かし、患者さん一人ひとりに向き合います。
- 🔬 視能訓練士3名が常勤。視力検査・各種精密検査を専門スタッフがサポートし、検査の精度と患者さんへの対応を丁寧に行っています。
- 📅 予約不要のフリーアクセス。急な目の症状にも随時対応できる体制を整えています。水曜日は手術日のため休診です。

よくある質問(FAQ)
まとめ:白内障の原因は加齢だけではない
- ✅ 白内障は水晶体のタンパク質が変性・凝集することで起こる。一度濁ると自然には戻らない
- ✅ 加齢が最大の原因だが、糖尿病・紫外線・ステロイド薬・外傷・アトピーなども白内障の原因になる
- ✅ 60歳以上・糖尿病・喫煙習慣・長期ステロイド使用などの方は発症リスクが高まる傾向がある
- ✅ UVカット・禁煙・血糖管理・定期検診などでリスク軽減に取り組むことが望ましい
- ✅ 「なんとなく見えにくい」を放置せず、早めに眼科で状態を確認することが大切
眼のことが気になったら、まずはご相談を
東京都府中市の真鍋眼科では、予約不要でお越しいただけます。「受診するほどでもないかな」と感じる小さな変化でも、お気軽にご来院ください。院長が丁寧にお話を聞きながら、一緒に治療方針を考えます。

👨⚕️ 院長 真鍋 雄一(日本眼科学会認定 眼科専門医)より
「白内障は、発見が早いほど治療の選択肢が広がります。『まだ見えているから大丈夫』と思っていても、定期的に水晶体の状態を確認しておくことが、将来の視力を守るうえでとても大切です。患者さんの話をよく聞き、ご本人の生活スタイルや希望に合わせた治療方針をいっしょに考えることを大切にしています。ささいな眼の変化でも、まずはお気軽にご相談ください。」